9-nine-が面白すぎたって話です
こんにちは、それともこんばんは、かしら?
僕たちオタクはとんでもなく素晴らしい作品に出逢うともうそれはそれは感情が昂ってしまうものでして(大きな偏見)…
最終的に行き着く先は皆ポエミーな文章の執筆なんですね。
やってまいりました。
不定期開催ゲーム評論のコーナーです。
たしかにな、たしかにBaba Is Youのシンプルゆえに奥深さ満点のパズルには感動いたしました。
マジでむずくて未だに全クリできてません。
結構別解があって、抜け道が見つかるたびにアプデが入るらしいですね。
まあ知らんけど。
ちょうどさっき1ステージクリアしました。
5回目くらいの挑戦ですね。
not、まさかあんな使い方があったとは…
Babaのぬいぐるみあったら絶対買いますね。
BabaがプリントされたTシャツはあるからそれは買おうかなって思ってます。
URL踏むと危険なサイトって警告が出るサイトで売られているのは永遠の謎ですが(明らかに非公式グッズである証)。
そりゃもちろん、Helltakerのクリアできそうでできないあのクソムカつくパズルと…なに、あれは、避けゲー?っての?
あのゲームもとても面白かったです。
ステージクリアした瞬間はもう心の底からガッツポーズですよあれ。
相当作り込まれてますねあれ。
extraステージクリアした時はマジで叫んだ。
あと1手が足りねーんだもん。
クソムカつきますよ、ホント。
中盤以降は解が一通りしかないんでしょうね。
あえてのルートを通らないとクリアできないステージとか、本当に性格悪いです。
あとキャラがかわいい。
名前忘れたけど目ん中ハートの悪魔が一番ヤバそうだから一番好きです。
じっくり遊べる、そのくせ無料ときたもんです。
ノートでも全然できるんで、みんなやってみて欲しいです。
どちらもSteamで好評配信中!
要チェックだぜ!
でもそうではないのだ、今回の話は違うのだ。
9-nine-
もう本当に素晴らしすぎる。
何回でも言えます。
本当に、素晴らしい…!!!!!!
《一行でわかる今日の記事》
9-nine-は記憶を消してまたやりたいゲーム
全人類やりましょう、本当に。
あ、間違えた。
成人は全人類やりましょう。
読み方はふつーに「ないん」です(多分)。
もう今日はストーリーについても話しますよ、ヤバいだろアレ。
しかしその前に、やっぱどうせならみんなにもこのゲームやってほしいので、ゲームの中身についてはセールスポイント(『ヤバい』しか言わない)を未プレイの皆様にお伝えしてからにしよっかな!!!
このゲーム、4つの作品を全部プレイすると1つのお話として完結するものになっています。
2017年に1作品目が出てそこから1年おきに発売されていって去年で完結…
と思いきや全てを締め括る新章なるものが今年ってかマジで最近発売されました。
5つも買う必要あるの…?と不安になっているそこのキミ!
全年齢版の9-nine-今までに出た4作品と新章が同梱されているコンプリートBOX的な作品だ!!
これを買えばマジで全部プレイできるぞ!!!
すけべシーンはありませんが。
まあただ、全部入っている上にお得な金額設定とはいえ、1万円。
ゲームを人に薦めるというのはなかなか難しいものです。
特に今無料プレイとかできるやつ増えてるのもあるし。
少なくとも「このアニメおもろいから観てみて!」の域ではないわけですよ。
薦められる側にとっては一周回って余裕でくぐれてしまうほど高いハードルですよね、こんだけおもろいおもろい言っているあばばばもそう思います。
見知ったゲームのガシャでもなく、好きなアニメの円盤でもなく、よく知らないゲームに1万円ポンと突っ込める人は…まあ、薦めといてなんですけど、ぶっちゃけ普通にヤバいと思います。
「なんたらかんたら(ここは作品の本質をついていないようでしっかりと捉えている巧みな表現)ADV」ってやつ、あんまりしたことないですけど、
流石に総集編言うだけあって確実に値段以上のボリュームを味わえると思います。
魅力的なキャラクター!
たまにくるちゅっちゅイチャイチャ!!
息もつかせぬ迫力満点のバトル!!!
そして、
ホンマか〜〜〜!!????ってなるストーリー
↑↑↑↑↑↑
マジでこれ
リステLOVE〜♡なアタシからすればキャラクター原案和泉つばすの時点でこのゲームを買うモチベは十分高いけど、皆が皆そうではない訳ですしね。
曲!曲すごくいいですよ!!
最近はもう主題歌とか挿入歌を歌っている米倉千尋さんの声しか聞いてません。
モチベーションの大部分を占めるイラストは…まあ、人の好みによるしなぁ……としかいえない…
あばばば的には結城希亜ちゃんって子が一番好きです!!!!!!!!
B1のクソデカタペストリー買おうかマジで悩んでます。
ただ、B1サイズ買ったら今飾ってる舞菜紗由タペストリーと椎菜ちゃんポスターは外さないといけなくなっちゃうんですよね。
B1は流石にデカすぎるだろ…
ただ!やっぱ静止画と文章中心でゲームが進んでいくADV(いわゆるギャルゲ・エロゲ方式)のジャンルの、その中でも特にシナリオに力を入れているゲームの本質っていうのは
ストーリーにあるんだなぁ!!!!と
数作品やってみて改めて感じました。
面白すぎて常時オートモードフルボイスでモニタ前に正座してプレイしてました。
正座はしないけど。
あばばば的には本質は話の展開にあると思っていて、18禁版をプレイしといてなんですけど、プレイ中は基本すけべシーンばこばこぶっ飛ばしました。
普通に全年齢版の方でいいと思います。
暇なら是非やってください。
暇じゃなくてもやってください。
多分これ。
通常版とは別に特装版みたいなやつもあるらしいですがそっちはクソ高いから通常版でいいよ、多分だけど。
現場からは以上です。
で、
もうここまで来たら既プレイ者かやる気がミリもない人しか見てないと思うのでもう中身についてベコベコ話していきますワネ。
一応知らん人のために説明しておくと、9-nine-ってメインヒロイン4人のルートに対応する4つの作品で構成されています。
異能に目覚めたヒロインたちが悪を倒すためにがんばる的なそういうストーリー。
各ルートは主人公…というか私たちプレイヤーの能力によって分岐した世界線上でのお話になっていて、
まあこれ、超絶ネタバレなんですけど、
各ヒロインに対応する結末があって、バッドエンドになったら時を戻して選択をやり直せるというエロゲギャルゲの特性を活かした面白い設定になってます。
9-nine-ってのも作中で出てくる能力者が8人いて、最後の9番目である我々の呼称としてつけられた「ナイン」から取られていたりします。
こういう物語の本質に近づく話が出てくるたびに大声を上げていましたね。
隣の人ごめんね〜
作品の大まかな構成とか、話の流れとかはこんな感じです。
で、4作品で構成されているって言ったんですけど、各作品のサブタイトルとヒロインはこんな感じ。
1.ここのつここのかここのいろ
ルート:九条都(かわいい)
2.そらいろそらうたそらのおと
ルート:新海天(かわいい)
3.はるいろはるこいはるのかぜ
ルート:香坂春風(ガチでかわいい)
4.ゆきいろゆきはなゆきのあと
ルート:結城希亜(本当にかわいい)
で、各作品のその後とかを描いた新章ってやつが最近出て、そこで完全に完結しました。
そんな感じ。
ちなみに主人公は翔くんね。
面白い人です。
ここのつここのかここのいろ
九条都、結婚してくれ。
面白かった、全部面白かったですよ。
天ちゃんも春風先輩も希亜(いつも変換に困る)ちゃんも、みんな魅力的でみんな好きなんですけど、
他の3作品の中でその作品のヒロインたちと仲良くやっているときにふと彼女の顔がチラつくんですよ。
やっぱこの9-nine-という作品で一番最初に出会ったヒロインな訳じゃないですか。
ソフィもデカい分岐を生み出していたのは翔じゃなくて都なんじゃないか〜みたいなこと言ってたくらいだし。
忘れたのか!!!!!!
都がいたから!!!!!!!!!
この話は動き始めたんだぞ!!!!!!!!!
九条都〜〜!!!!!!
愛してるぞォォォ〜〜〜!!!!!!!
正妻、もうドがつくレベルのメインヒロインをほっといて3作品プレイするのはなかなか心にキました…
都が石にされて4月17日に戻るっていうオーバーロードのいっちばん最初の発動の瞬間はかなりびっくりしましたね。
都と疎遠になったと思ったらあれよあれよという間にすぎて 、そして敗北(?)。
翔の虚しさとか無力さみたいなのがめ〜っちゃ伝わってくる、かなり面白い展開でした。
てか他作品もそんな感じのシーン多いですよね。
「いやこんなところで簡単に話は終わらんだろ」みたいに話の展開について大体の予測はできるんですけど、
その予測を大きく超える強大な敵の登場はぶっちゃけプレイヤーながらに絶望を覚えました。
デカい絶望感といえば4作品目の偽エンディングですね。
めでたしめでたし!
エンディングだ!!!
と思ったらいきなりエンディング映像が止まって時が巻き戻りラスボスが復活するんですよ。
このあとはもうコイツ倒すのは無理なんじゃねーのかと思いましたね。
そういう演出がうまい、感嘆した。
そらいろそらうたそらのおと
2作目発売日あたり、アキバに行ってたっぽくて、デカデカと出てた広告みたんですよね。
「ナインっていうゲーム出るんすね〜ヒロインの子かわいいな〜」くらいに思っていた記憶があります。
どうしよう、当時のこと考えてたら色々思い出してきたぞ。
何個かで1つの作品って話も聞いて「ナインいうくらいだから9作品でるんだろうな」って思ったとか
「いやどんだけ好きな作品でも9作品も買うのは普通にキツくないか?」ってびびったとか
「1作目のキャラ、別にフツーだな」って思ってしまったとか…
罪深すぎる……
ぱれっとさん、ごめんなさい…
あと、多分ゲームが発売されてすぐくらいの頃だった気がするんですけど、
天ちゃんが「テキトーな男とセックスするのは嫌!」みたいなシーンにおける沢澤砂羽さんの演技がすごい!っていうツイートを見たんですよね。
そんときはこのジャンル特有のネタの使い方とかそういうのに違和感を感じて…
今も感じなくもないですが
しかしながらそれを差し置いても言葉ひとつひとつに気持ちが込められていることを感じて「声優さんすっげーな…」と感動した記憶があります。
飛んで、現在。
いや!!!
自分の存在が消えかかるというピンチを乗り越えた後の相当大事なシーンだったのかよあそこ!!!!!!!
天、そういう明るくて元気なキャラだけども!!
そんなんわかるか〜!!って感じですよ。
新海天、先の命が短いと悟って兄に向けて一世一代の大告白をするんですね。
なんか物心ついた時から兄のことが好きだったらしい。
多分それ知った上で1作目プレイするとおもろく感じるかもね。
で、その告白シーン、受け入れたらゲームオーバーなんですよ。
まああるあるじゃんって言われたらそうとしかいえないけど、でもそういうの面白くないですか?
やっぱ直感に反するし。
話の展開がどうなるかまではわかんなかったけど、たしかに素直に「はいいいですよ」でとんとんとストーリーが続いていってしまうのも違和感があったのでその辺りの話の展開はとても良いなと思いました。
ストーリー全体を通して天ちゃんま〜あかわいいなと、本当に愛おしいなと感じました。
お兄ちゃんLOVE LOVEのキャラってみててキュンキュンします。GOD。
そんな健気で元気な天ちゃんだからこそ「存在が消える」という展開はなかなか来るものがありましたね。
死ぬというより、周りから忘れられて、認識されなくなると言った方が正しいですね。
お母さんが娘の存在を忘れたシーンとか「おひゃ…」って声出た。
あと〜、
プラモデル捨てられちゃった〜みたいなくだりの伏線が回収された時は叫んだ、と思う。
2作やったあたりで「これもしかして相当面白くなるやつ????」って感じ始めましたね。
ラストシーンで主人公の友達である与一くんが敵と判明したり、〜っぽくなってきた感じがあってよかったです。
はるいろはるこいはるのかぜ
九条都
笑顔が似合う明るい同級生、しっかりもので家庭的。
自らの力で能力を覚醒させた真に心の強い人。
新海天
愛すべき妹で感情豊か、実は色々考えていて気配りがとても上手い。
結城希亜
イーリス打倒の切り札で謎が多い、と思ったらもう究極に甘えん坊でギャップ萌えの権化。
お前卑怯だぞ。
して、香坂春風。
や〜、アタシ先輩キャラとか、お姉さんキャラってどうも苦手なんですよ。
いつも顕現させている能力がもうドンピシャそういうやつだったもんなので、「あ〜これは香坂春風、この作品における最大の敵まであるな???」とかプレイ前は思ってたんですね。
3作品目、というか春風は興味ないし本当にガンガン飛ばしちゃって早く謎の美少女希亜ちゃんに会いに行こ〜
とか思ってた過去の自分を殺害したい。
本当に、ガチで、
4人のヒロインの中で一番好きまである。
香坂春風ちゃん、本当に素晴らしい。
能力や精神面の成長はどのヒロインについても十分すぎるほど描かれていましたが、その中でも春風ちゃんの成長具合はも〜すごいじゃないですか。
2作目とか声小さすぎてマジでなんて言ってるか聞こえませんでしたね。
設定で春風以外のキャラ全員の声を3割下げてどうにかしましたね。
天とソフィは他のキャラより倍ほどうるさい(失礼)ので5割くらいにしたわ。
気持ちを隠しているようでその実誰よりも常に全開で想いをぶつけまくっていた春風ちゃん。
物語が進むにつれて大きな自信をつけ、様々な試練を乗り越えて成長して、
でもそのなかにも恥じらいみたいなのもあって、
たまに訳分からんこともしますけど
彼女より「恋する乙女」という言葉が似合う女性はいないんじゃないですか????
も〜〜〜〜なに???
大大大大大好き〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
というかそもそも春風ちゃんルートの3作品目自体が起承転結の転of転'sな存在なのでびっくりポイントが多いんですよね。
これまで謎に包まれていた翔の能力やソフィ、真の敵の正体など、
9-nine-という作品がどのようなものなのかが明らかになる立ち位置になっているのでプレイしているだけでぐいぐい引き込まれていきます。
与一が魔眼のユーザでありリグ・ヴェーダの実質的なトップだったとわかったシーンは興奮しすぎて机バンバン叩いてましたね。
普通ならエンディングが入ってもおかしくないトコにオープニングぶっ込んできて普通に混乱しました。
あれ、これエンディングだっけ?オープニングいつ聞いたっけ?って感じ。
そんでオープニングがも〜〜〜アホほどカッコいい、ここ数日ずっと聴いてます。
エンディングに到達する頃にはもう大大大大満足でした。
早くこの続きを見せろ!!!!
って当時プレイしてた人は思ったであろうことは想像に難くないです。
クッソ盛り上がって終わるからね。
多くは話の続きを1年越しに見ているワケですが、あばばばがプレイしている世界線ではもう次の作品が出てるのです。
このゲーム買ったのが全作品出た後でよかったです。
最後までぶっ通しでできますから。
1,2作品目をクリアした後はそれなりの満足感とクソデカな疲労感で「次は、後でやろう…」ってなったんですよね。
ここのつここのかここのいろは4月、そらいろそらうたそらのいろは5月にやったんですけど、
はるいろはるこいはるのかぜから先は3日で全部やりました。
そんくらい面白かった。
マジで一生止まらなかったです。
そして最後の作品…
ゆきいろゆきはなゆきのあと
全てが終わる(と信じていたが主人公側の敗北エンドとかもあるのか??とも思ってたのはナイショ)4作品目。
満を持して結城希亜ちゃんルート、もうこの時をどれだけ待ち侘びたか…
謎のヴェールに包まれていただけで相当魅力的だったんですよ希亜ちゃん、
そんなんだからどんな性格なのか〜とか、能力はどんなものなのか〜とか、気になるじゃん。
しかも前作で春風ちゃんとのやりとりもあって株爆上がりです。
2作目まではチームを組んでいたもののどこか「頼れるものはしかいない」みたいなオーラを出していたのに、
3作品目のラストバトル、春風が全ての鍵を握っているなかで春風自身が自分の能力に自信を持てずに燻っていたときに彼女を鼓舞し、背中を押してあげたのは他でもない希亜ちゃんです(本質的には翔もかもだけど)。
3作品目は春風ちゃんルートでありつつプチ希亜ちゃんルートなんですよね。
あそこは流石にオマエ〜〜〜!!!!ってなりました。
あと、ま〜…
3作品目までめちゃくちゃツンケンしていて他人とは一線引いている振る舞いをしている彼女に一体何が起きて『心を許す』のか(柔らかい表現)、マジで気になってましたもん。
いや、実際そうなんですよ。
たしかに世界の危機に陥っているって状況で色恋沙汰に走ってる場合ではない状況で、
ましてや正義に対して人一倍敏感な希亜ちゃんが悪を放っておいてそんなことするワケないじゃん…
あの希亜ちゃんに
むしろ希亜ちゃんだからこういう表現にしたのだと思いますが、
翔との出会いを「運命」とまで言わせてたお話を体験できる4作品目はマジで最初から最後まで盛り上がりっぱなしでした。
ラストバトルで4人大集合したイラストがバーンって出たところは
おいおいおいおい〜〜〜〜!!!!!
って言いながらテーブルバンバン叩いてた。
4作品目マジで密度高すぎる。
楽しいし面白いのに話が長く感じたので相当ボリュームあるんじゃないですかね?知らないけど。
もうさ、エンディング流れてる時ずっと拍手。
Be braver!ホンマに良。
「少し前とは違う顔するようになった」のとこで希亜ちゃんの顔を映すなバカ、ちょっも泣きそうになったわ。
映像もいいんだよね!!!
定期的に観てるくらい好き。
タイトルイラストの椅子に座ってる希亜ちゃんが本当にヤバすぎる。
いや本当に3日間で常人の3年分にあたる9-nine-を摂取してしまったので9-nine-ロスがすごい。
当たり前のように「まだ続きがあるんじゃないのか?」と思っている自分がいるくらいです。
2回目ですけど、これは本当にまた記憶を消してプレイしたいゲームです。
こんだけ深い満足感が得られたのはスーパーペーパーマリオ以来かもしれませんね。
こんだけあたくしが自信を持ってお届けする作品となっておりますので(ネタバレしまくったけど)未プレイの方は気が向かなくてもプレイしてみてくださいね!!!
それではみなさん、アディオス〜!