あばばばスーパーアリーナからのお知らせ

あばばばスーパーアリーナからのお知らせ欄です

一番好きなメニューはこおなごの南蛮和え

これでもあたくし"理系"の人間でございまして、この1年と半年くらいは実験の授業を受けてまいりました
 
「実験」というものを中学校の理科で終えてしまっている人からすると「そんなにたくさんのタスクをやるんですか!!?」となるくらいにはやることが盛り沢山
しかしこの実験は卒業の必須条件となっているため大学からすると「無理にでもやってもらなきゃ困る」授業なのです
つまりこの実験、『約束された成功』という特殊スキル持ちの強キャラなんです
 
 
学生が来る頃には実験器具はほとんどセッティング済み、スイッチを入れればあとは機械が勝手にやってくれるので失敗はほとんどしません
 
たまにどうやったらそうなるんだよというレベルのわけのわからない大大大失敗を犯すことがありますが、そういう時は指導教官から成功したときのデータを渡されて終了
 
その後のレポートはアホほど面倒なんですが、そこには一旦目を瞑りましょう
行う実験自体は他の授業より群を抜いて楽だし何より楽しいのがいいよね
 
 
そして今日(昨日)の実験を以て、あてしの1年半続いた実験生活は終わりました
しかももう史上最高に楽な内容
装置を見てただけ、マジで
1時間しないうちにほとんどが終わっちゃった時には流石にびびったよね
 
 
やることやったし、早めのお昼でも行くか〜?って話になったので食堂に向かった我々の実験班
 
今日のメニューは何かな〜〜?
 
 
 
フォーって、書いてました
 
 
「フォー」です
 
 
フォーって聞いたことあるけど、そういえば何者?
 
 
 
今週は「エスニックフェア」なるものが開催されていた一環でフォーが期間限定で提供されていたようです
この〇〇フェアと銘打ったイベント、割と幅広いジャンルでそれなりの頻度で開催してくれるのでお昼の学食は毎日楽しみなんですよね
 
でも突然「エスニック!」と言われてもそもそも「エスニック」という言葉の真の意味がよくわからない
完全に感覚だけど、「すぱいしー!」とも違う、なんだか刺激的というか、クセのある味なのかなぁって予測を立てつつ、最低限食べれる味だとは思うのでとりあえず注文してみました
 
 
 
あ、ちなみに弊学には「二大食べれる味をしていないメニュー」ってのがあって
 
ひとつはただ辛いだけの怒髪天カレーってやつ
提供されるたびご意見BOXに「全然美味しくない」「騙された「辛いなら辛いとメニューに書け」「二度と出すな」等々たくさんのファンからのレビューが投稿されるこのメニュー
 
大人気(大嘘)すぎて遂にレトルトカレーにパッケージされて購買で売り始めたんです、もう訳わからん
 
 
 
もうひとつのメニューはハラールメニューのベイクドチキン
これもめっちゃ辛いです
どのくらいって、鶏肉の味をかき消す辛さ
辛いもの好きでなければ2度と頼まないとウワサのメニューですがハラール対応ということで年中提供されています
そのおかげでこの辛さを知らない外から来た人がしばしば犠牲になりがちなトラップメニュー
 
見た目は美味しそうなんですけどね…
 
 
 
フォーの話ですね
 
出てきたのは今までに体験したことのない香りのスープに浸かった稲庭うどんでしたねぇ
 
フォー、実は秋田県産なのか?
 
 
こう、食べ物の話をしたからには食レポをすべきなのですが、何せ「今までに体験したことのない香りのスープ」なもんですから、例えがパッと思いつきません
 
トムヤムクンの辛いとか酸っぱいという特徴的要素を全て取り除いた味っていうのかな?
 
 
個人的には日本の麺と正面からぶつかっても群衆の支持は得られないかなって感じです
 
 
でも、そのクセのある味が魅力ってやつだと思います
納豆や奈良漬もそういうことでしょ
多分何回か食べるといい感じに慣れるのかもね
多分もう食べないけど
 
 
 
さよなら学生実験、さよならフォー
この経験は忘れないよ…