あばばばスーパーアリーナからのお知らせ

あばばばスーパーアリーナからのお知らせ欄です

MTG15の話をしています

この記事はMTG15のネタバレを含むかもしれません。ネタバレされたくないよ〜とか、まだきいてないよ〜って人は見ない方がいいと思います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
周防桃子がああいうキャラを演じるってことはこれまでなかったと思うので新鮮でした。すごく良かったと思います。
あと伴田路子は様々な状況に立たされ時に悩むこともありましたが、表現者としてのプライドによるものなのでしょうか、最初から最後まで彼女の持つ固い意志を貫き通しましたね。あの力強い伴田路子こそ彼女の目指す場所なのではないかなと思いました。
先達から学ぶという過去の尊さ、将来への希望を持つという未来への期待、そして時代を超える表現力の普遍的価値みたいなテーマがドラマパートに詰まっててよくまとめきったなと思いました。
 
 
 
 
でだ、これは劇中劇なのか、それとも劇なのか。永吉昴の野球好きというところを残しているのに一人称は私、男口調ではない。とりあえずは「永吉昴」ではない人物を演じていた一方で伴田路子はほぼ「伴田路子」そのものとしてドラマに出ていました。
アイドルに演技をさせたいのか自然体のアイドルを生かしたドラマを作りたいのか、MTGシリーズはそこら辺がはっきりしないのでどうにかしてほしいです。
両方って言われたら、ふーんって感じです。
自然体って感じのアイドルは演技が下手という設定、と言われたら、なるほど〜って感じです。
 
あとさっきよくまとめきったな、とは言いましたが展開が急すぎて「グリマスでよくみた支離滅裂なコミュ」って印象を持ちました。ピーチ、あまりにちょろすぎる。いえ、人間関係とは難しいもので接し難い雰囲気を出す人にもほんの少し、近寄ってみることで相手が心を開いてくれる、周りの人はそのほんの少しの努力すらしてこなかった、ということはよくあることなので一概にちょろいというのは少し違うとは思いますが、触れ合いのシーンが「え、あれだけ?」という感じ。あまりにも短絡的というか描写が適当すぎる気がしました。
タイムトラベルについては驚きの展開すぎてイマイチわからなかったです、ごめんなさい。
 
シアター組39人だかのMTGシリーズは残り2つ、その後の展開も楽しみではあるので頑張ってほしいです。